会長 樋口清義(故人) 明治44年 11月10日生まれ

しょうが湯の発案

 終戦後、私は知人からの薦めで商売を始めました。

 芋団子、芋あめなどを作って尾道の駅前などへ女房と二人で売りに行く毎日でした。

 ある時、何か新しい商売はないかと考え、当時あめゆという飲み物があり、それに「身体にいい黒糖を入れてみたらどうか?」「生姜を効かしたらどうか?」と思い、仕事が終わってから夜遅くまで、しょうが湯の試作品を作る毎日が始まりました。(当時は原料を乾燥する機械など無く、コタツを使って乾燥していました。)
 
 そして試行錯誤の結果、昭和40年乾燥した粉末状のしょうが湯が完成しました。
(当時特許申請を出したのですが、色々と問題があり「しょうが湯」では認可がおりませんでした。その時、「乾燥粉末しょうが湯」で申請していたらなぁと今にして思いますが、残念の一言です。)

 それから毎日、家族で尾道、広島、四国地方などの市場へしょうが湯を売りに行きました。

 しょうが湯をたくさんのお客様へ飲んでいただき、たくさんの人々に買っていただきました。

 今にして思えば芋団子から始まった商売でしたが、しょうが湯に出逢えて本当に良かったと思います。


 これからも樋口製菓を宜しくお願い致します。
                      樋口清義



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